UAVに搭載したカメラによって、地上に対して垂直写真を撮影することで地表面の３次元形状を計測します。また、同一地点を所定の重複率を持った複数の撮影画像が必要であり、これらの画像データにGNSS受信機からの位置情報とIMU(慣性計測装置)からの角度情報を加えることによりデジタルオルソ画像や３次元点群データ、３Dモデル等を作成します。
弊社はPPK(後処理キネマテック)法によるUAV写真測量を実施しており従来法での計測前の標定点の設置作業を大幅に省くことが可能で、人の立ち入りが困難である計測範囲への標定点等の設置も必要なく、作業効率の向上に期待できます。また、精度も±5㎝以内に収めることが出来ます。
計測対象範囲や要求される地上画像寸法や最終成果品の仕様を確保するため飛行高度・速度や飛行経路間の重複率等を高度変化にも配慮しつつ飛行経路を計画します。
取得した画像データへGNSS/IMU及び電子基準点または、固定点の情報を加え
sfM処理処理ソフトにより解析を行うことにより３次元点群データをはじめデジタルオルソ画像・DEMデータ・３Dモデル等の様々なデータを作成します。
デジタルオルソ画像
DEMデータ
位置や面積等を正確に計測する事が可能なデジタルオルソ画像を基にトレースや地形図等と重ね合わせることで写真地図を作成します。
単純な地形図とは違い視覚的に地形を認識しやすいという面で説明資料等に有効です。